オールド・ボーイ
2004年 11月 14日
オールド・ボーイを見る!と宣言して(笑)ついに鑑賞しました。
grundさんのところで評を読んだときから気になっていた作品。
行くと決めていた前日、
芽衣子さんの「痛い」という感想を見て心配していました。
近所に住む友人を誘ってしまったのですが、
彼女が「見なければ良かった・・・」と思っちゃったらどうしようかと。^^;
でもなんとか大丈夫でした。
もちろん正視できないシーンは数々ありましたが。。。
もちろん・・・・
ポスターにも書かれているが「15年監禁される」男の話である。
ある日突然煙にまかれたように連れ去られ閉じ込められるオ・デス(チェ・ミンシク)
そしてそこに15年も監禁状態。
ホテルのシングルルームのような場所ではあるが、
食事は小窓から届けられる餃子。
テレビは見られる。しかし外は見れない。
そこがどこにあるのかさえもわからない。
そんな理不尽なことがあっていいのだろうか。
しかも、なぜ・誰に監禁されているのかわからない。
妻子がいたが、
妻は殺され、自分が殺人犯として指名手配されていた。
まったく見に覚えがないのに、監禁までされ、しかも殺人犯に仕立てられていた。
なんて恐ろしい。
彼は15年経って、突然解放され、
もちろん復讐を誓って真犯人を探すのであるが、
なにもかも誰かがどこかで何かを仕組んでいる。
映画を見ている間、
主人公のオ・デスと同じで、
なぜ・なんのために監禁されているのかが気になっていた。
それが終盤明かされたときは、すっきりしたというより、
そこからまた心理的に渦巻く人々の感情が想像されて、
もう少しそれぞれのことを深く考えてみたいと思った。
ひとの感情が、ひとつ外れたら、
思いも寄らない方向へずれていく恐ろしさを感じる。
数々の目をそむけたくなるシーンがあるし、
倫理的に問題があるのではないかという点もある。
それでも、なぜか奇妙に哀愁に似たものが漂ってくる。
わたしにはまだこの映画の意味するなにかを掴みきれてないのだと思えるのだが、
異色ではあるが、なかなかよくできた映画だったと思う。
チェ・ミンシクの体を張った演技はやはりすごかった。
痛いシーンも、仕組まれた事実の恐ろしさもあるけれど、
また見てもいいと思った映画だった。
grundさんのところで評を読んだときから気になっていた作品。
行くと決めていた前日、
芽衣子さんの「痛い」という感想を見て心配していました。
近所に住む友人を誘ってしまったのですが、
彼女が「見なければ良かった・・・」と思っちゃったらどうしようかと。^^;
でもなんとか大丈夫でした。
もちろん正視できないシーンは数々ありましたが。。。
もちろん・・・・
ポスターにも書かれているが「15年監禁される」男の話である。
ある日突然煙にまかれたように連れ去られ閉じ込められるオ・デス(チェ・ミンシク)
そしてそこに15年も監禁状態。
ホテルのシングルルームのような場所ではあるが、
食事は小窓から届けられる餃子。
テレビは見られる。しかし外は見れない。
そこがどこにあるのかさえもわからない。
そんな理不尽なことがあっていいのだろうか。
しかも、なぜ・誰に監禁されているのかわからない。
妻子がいたが、
妻は殺され、自分が殺人犯として指名手配されていた。
まったく見に覚えがないのに、監禁までされ、しかも殺人犯に仕立てられていた。
なんて恐ろしい。
彼は15年経って、突然解放され、
もちろん復讐を誓って真犯人を探すのであるが、
なにもかも誰かがどこかで何かを仕組んでいる。
映画を見ている間、
主人公のオ・デスと同じで、
なぜ・なんのために監禁されているのかが気になっていた。
それが終盤明かされたときは、すっきりしたというより、
そこからまた心理的に渦巻く人々の感情が想像されて、
もう少しそれぞれのことを深く考えてみたいと思った。
ひとの感情が、ひとつ外れたら、
思いも寄らない方向へずれていく恐ろしさを感じる。
数々の目をそむけたくなるシーンがあるし、
倫理的に問題があるのではないかという点もある。
それでも、なぜか奇妙に哀愁に似たものが漂ってくる。
わたしにはまだこの映画の意味するなにかを掴みきれてないのだと思えるのだが、
異色ではあるが、なかなかよくできた映画だったと思う。
チェ・ミンシクの体を張った演技はやはりすごかった。
痛いシーンも、仕組まれた事実の恐ろしさもあるけれど、
また見てもいいと思った映画だった。
by biancorossa
| 2004-11-14 06:32
| 映画